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曇り空
第13章 お隣さん
「おはよ・・・」
「じゃあ杏里!出発進行〜!」
「え!?どこ行くの!?」
寝起きの私は
今から出かけるなんて体がついてゆくはずかない
「どこって杏里の家だよ!」
家???
なんで私の家!?
しかももう行くって前提ですか・・・
「ちょっ!ちょっと待ってよ空」
首をコテンと傾げ
口を尖らす空
「私の家なんかに行って何するの?行く必要ないでしょ!?」
「いいから行くの!ちゃんとお互いのこと知っていかないとダメでしょ??それとも杏里は俺に家知られるの嫌・・・??」
っ・・・
嫌なわけ・・・ない
「分かったよ・・・案内すればいいんでしょっ」
私がそういうと
ベッドの上に立ち
19さいともあろう男はぴょんぴょん飛び跳ね
わーいわーいと歓喜の声を上げた
まあいずれ知ることになるだろうし
それが今日かまた今度かなんて変わらないか・・・