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曇り空
第13章 お隣さん
「杏里の家っ杏里の家〜」
「空うっるさい!静かにして?ね?」
余程楽しみなのか
テンションが上がり周りが見えていない空
外に出てみて
もう昼前くらいの時間になっていたんだと知った
私の家
というかマンションは
繁華街を抜けてすぐの割と大きめのマンション
「もうすぐ着くよ」
「え!?杏里の家ここら辺なの!?」
「うん」
ん?なんでだろ
ここら辺に住んでちゃまずい?
ま・・・大丈夫だよね
しかし空の様子は
私のマンションが近づくほど
そわそわ落ち着きがなくなり
しまいには鼻息を荒げ私にもその音が聞こえてくる