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曇り空
第13章 お隣さん
「お邪魔します・・・」
空は力なく言いながら
靴を脱ぎ
私の部屋の中へ
「適当に座って??」
コクリ頷きソファーに腰掛ける空
「なんか飲む・・・??」
「・・・・・・・・・」
ううっ・・・
空、どうしたんだろ・・・
私とお隣さんで
嫌だった──────・・・??
だとしたら
すごい・・・ショック・・・
ポタポタポタポタ
「ああああっ!」
考え込みすぎて
注いでいたお茶を溢れ返してしまった
台所でいそいそと布巾を探す私
ギュ・・・
・・・!?
一瞬で私の動きは止まる
だって
空に抱き締められているから_________