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曇り空
第13章 お隣さん
「はいっ空!愛しの杏里さん特性手料理だよ?」
いつもの倍の倍ぐらい高い声でそう言い
空の目の前にナスの生姜焼きを置くと
まるで残さず食べてねといわんばかりの瞳で空を見つめた
「う・・・」
ナスから立ち込める匂いに青ざめ
声にならない声を上げる空
「早く食べて・・・?」
「わっわかったよ・・・」
箸を持ち、覚悟を決める空
そしてナスを箸でつかみ目を瞑り
一気に口に運んだ
「ぐええええええええええええ・・・」
見る見るうちに萎れていく空の顔
やばい
可愛すぎる・・・
私の中に目覚めたSの血は
そのあとも空を苦しめ続けました___笑