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第5章 暗闇の中で

「何ですかあっ???」







嫌がっていることを悟られないよう





優しく返事をした










っ…気持ち悪い…早く離してよ





ギュ─────────────









そんな願いとは裏腹に





おじさんは私の手に指を絡めてきた









「杏里ちゃーん…この後…アフターどう？」








まただ…
ここ最近このおじさん
来る度アフターアフターと迫ってくる







何度も断ってしまっていたため





仕方なく首を縦に振ろうとした瞬間───────












「杏里さん、お願いします」