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曇り空
第7章 松下空
__________...
さらに気まずい雰囲気
ううー...来るんじゃなかった
そう思った矢先彼女が口を開いた
"きっとまたいい恋ができますよ"
切なげに微笑む彼女
同じだ
俺と同じ
こんな可愛い子でも俺と同じように
悲しくて苦しい失恋をする
なんだか勇気が湧いてきた
お礼...言わなきゃ...
言葉が出ない
あー!人見知り嫌だ...
もじもじしていると
ナンバーワンの彼女に指名が入った
今言わないでどうする!
俺は決意を固め
彼女の腕を取り
「ありがとうございます」
精一杯の笑顔で言った