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主な君に逆らえない
第4章 title 濡れた女
「イキそうだね?・・・もっと指で中をめちゃめちゃにしなよ」


「うっ・・あっはぁっ・・とうやぁ・・あぁっ」


透矢の顔を捉えたまま、指の速度をあげ、私を追い詰めます


指の動きは何時しか透矢の出し入れを再現しています


グチュグチュ・・チュぷ・・グチュッ


私の指の出入りで沸き立った蜜音がさらに茶室を埋めていきます


「はぁはぁはぁはぁ・・とうやぁ・・とうやぁ・・・」


私が求めて止まないことを知っているのに


その事すら楽しんで放置しているような彼に私の欲の熱が上がっていきます


欲しいの・・・


その欲を私の中で淫らにはなってほしい 


さらなる媚欲を私に与えて欲しい


そんな思いで行為に耽っています


「あぁぁっとうやぁぁぁぁっ」

私の身体が甘い快感に震え絶頂に包まれました


「上手にイケたね」

幼子を褒めるような口ぶりです


「はぁ・・はぁ・・とうやぁ・・お願い・・欲しいの・・・私に・・私の中に・・入れてくださいっ・・」


恥ずかしさを凌ぐ欲求が口からでました


「モデルとは寝ない主義なんで」

くすっと笑ってみせた透矢


理解できずに固まってしまいました


モデルとは・・寝ない・・?


「咲・・帰るよ」


様々な水分で色の変わった着物、行為後の汚れた秘部


帰り支度をする透矢


一気に引き戻された現実があまりにもシビアで、こちらの方が夢のようです
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