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第5章 title 百合の調(しらべ)

「咲様って妬けちゃうくらい本当に綺麗・・」

私の肩から鎖骨・・胸の膨らみを人差し指で辿りながらため息混じりに呟かれました


「それは・・貴女でしょう？」


「まぁ・・嬉しいっ・・けど、私にはこんなボリュームはないものぅ・・羨ましいわ・・」

彼女が遠慮なく、私のバストをしたから持ち上げました


びっくりして声が出ません


「ふふ。愛らしい方・・」

艶のある笑顔が私を火照らせます


それも貴女でしょう？・・・


彼女の顔が近づいてきます・・


見とれていました


ゆっくりとちゅっ・・っと音をたて重なった唇


彼女の舌がチロリと私の塞いだ唇を舐めます

驚いて緩んだ唇から押し込むように小さな肉厚な舌が入りました


「！っ・！！っふっん！」

彼女は私の持ち上げたバストをそのまま下着ごと、小さな掌で揉んできます


びっくりしてますが

彼女の唇も吐息も甘くて・・融かされていくような感覚です


にゅるりと動く舌がくすぐったくて、体の熱が上昇するのが分かります


ただ一方的に送られる快感を受け止めるのにひっしです

ちゅるんっと離された唇に二人を繋ぐ透明に光る銀糸が伸び、辿るように切れました