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毒舌
第9章 均衡


「琴美、……マジヤバいよ」


イッちゃんが
ようやく吐き出した言葉に

私は項垂れた。


自分がマジヤバいのは
自覚してるけど

あえて指摘されるのは
また違うダメージがあるな。


私が勝手に凹んでいたら

でもイッちゃんは
思いがけないことを続けた。


「琴美めちゃめちゃ綺麗。どうしよう、襲いたい衝動に駆られる!激ラブ!」

『……アホか』


見れば
イッちゃんの目は
何でかうっとりして
ウルウルと震えていた。

地味に
目がハートになって見える。


昔から
イッちゃんて
少し変わっていたけど

やっぱり
今も変わっている。


「あたしは琴美一筋だから他の誰ともキスなんかしない!」


むぎゅうと
私を抱き締めながら
叫ぶイッちゃんは

到底
雑誌で
クールに振る舞ってる
モデルのイッちゃんからは
想像も出来ないだろな。


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