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毒舌
第12章 病院にて
濯ぎ終わった秘部を
タオルでポンポンと
水分を取ったかと思ったら
不意に
冷たい何かを
ぺちゃぺちゃと塗られた。
「ひゃ、ぅ」
「あら、消毒液が冷たかったかしら。ごめんなさいね」
「い、いえ……」
思わず声が出ちゃったことが
恥ずかしくて
何だか心拍数も
上がって来ちゃった。
「指を入れて触診をするので力を抜いていてくださいね」
指!
凍り付いた私に
そっと
先生の細い指が
内側をなぞるように
入ってくる。
(ひゃううぅうっ)
『だから力入れんなって』