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毒舌
第14章 変わらない日々のうつろい


「お前ら本気で営業する気あるのかよ。ぜんぜん客の気持ちとか掴んでないじゃん」


そんな厳しい指摘を
していた流れで

急にどうして
話が変わったのかしら?


油断していたから
ちょっと
お茶を溢しちゃった。


「例えばそこの琴美ちゃんが商品だとするじゃん?」


いやいやいや、

ないですよ
どんなセクハラですか

一斉に皆が振り返るから
びっくりしました。


「お前ら客に伝わるようにセールスポイントあげてみろ」


えー。


皆が
困惑した目で見てるけど

一番困惑してるのは
私なんですけどー。


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