この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒舌
第16章 試してみない?


どれくらい
そうしていただろう、

背中に熱を感じて
我に返る。


「大丈夫?」


頭に触れる近さで
香島さんの口が動く。


低い囁きに
はじめは
意味さえわからなかった。


ゆっくりと回された
二本の腕が
肩ごと私を包み込んで

そっとそっと
抱き締めてくれていた。


自分の目から
ボロボロと
涙が出ていたなんて
わかったのはそのあとで

何て言葉を返していいか


うつむくと
それだけで
たくさんの滴が
足元に落ちていく。


/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ