この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒舌
第16章 試してみない?


「はいはい、話はそこまで」


途端に
香島さんが
手をパンパンと鳴らし

その渇いた音に
ビクリと肩を震わせた。


「暗くなる前に俺ここ片付けるから、酔っ払いさんは続きは中でやってね」


手際よく
先生とイッちゃんを
追いやって

香島さんは
バーベキューの網の
炭をガリガリと落とす。


「琴美ちゃんは手伝ってよね」


烏龍茶ばかり飲んでいたから
素面なんでしょ?と
目配せされた。


食べ終わったあとの
汚いお皿が散乱した
ウッドデッキ、

無言でゴミを集めて

でも次第に
茫然と
立ち尽くしていると

暗くなっていく
空が
闇が

私を
呑み込んでいく気がした。


/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ