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毒舌
第23章 失態!
私がリアルに
orzな感じになっていると
カチリと音がして
ベッドの脇の
スタンドライトが
寝惚けた目を擦る
香島さんを
照らし出していた。
げ!起きた!
てか
何で香島さん半裸!
「おはよう」
「……いえ、あの、えっと、」
こんな状況
何て言葉を返せばいいやら。
「何時?」
「夜中の3時です」
冷や汗タラタラもので
携帯が映す時刻を告げる。
眠たそうな香島さんが
ふぅん、と返事をした。
「帰るなら送るけど……今がいい?朝になってからにする?」
明らかに眠そうで
すごく申し訳ない。
「あの……ここドコですか?」
「ラブホ。」
「!?」
らぶほ?
ラブホテル!?
あわわわわ、
うろたえて
携帯を落としそうになる私に
香島さんは
ついに欠伸をした。
「別にまだ何もしてない」
「“まだ”?!」