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毒舌
第24章 愕然


香島さんが
私の身体を見てる!


角度的に
せいぜい上半身しか
晒されてはないだろうけど

私は恥ずかしくて
膝を縮めた。


じっくりと
舐めるように見下ろしてから
香島さんは

私の両手の手首を
片手で押さえたまま

あいた
もう片方の指の背で
するすると
私の肌を撫でる。

肘から二の腕

脇から胸元。


「なんにもしないって、香島さん言ったじゃないですか」


涙目で睨み付けると
香島さんはまた
クスリと笑った。


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