この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒舌
第30章 小さな絆


だけど
その夜見た夢は

トビとの甘い夢ではなくて

無数に伸びてくる
黒い手が
何かを探すように
私の体をまさぐる夢だった。


誰かがそれを
じっと見ている

冷たい視線、

囚われて
動けない私、

感情も意思も持たない
無慈悲な手は

次々に私を
暴いていくの――。


一体誰が
何を探しているの?


私の意識は
夢の中にあって
冷静さを保っていた。


(そうだ……あの痴漢みたいな人たち。あの時のアレは、いやらしさじゃなくて、……何かを探していたんだ。体を触られたっていっても何かおかしかった)


服の中でもなく

まるで
体の中を。

それはおよそ
人間の行為ではない。


/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ