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第33章 見えない魔の手

りおくんは
私の頬に口付けをしてから

腰のラインに
手を這わせた。


私が無言で
顔を背けると

するすると
下へ降りて

私の強張る脚に
頬擦りをする。


「っや、」

「パンストって手触りいい」


そりゃあ
男子はパンストなんか
はかないから

珍しいのかもしれないけど

脚をスリスリされたら
こっちは困るのよ。