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毒舌
第33章 見えない魔の手


「あれ……なんか、耳鳴りが……?」


そう呟いたのを最後に
りおくんは
しばし動きを止める。


その間にも
私の足に絡み付く
不快な違和感は
ぐんぐん増えていて

気が少し遠くなりかけた。


気絶しちゃえば
こわいのを知らずに済むけど

りおくんを置いて
私だけ逃避なんて
しちゃ駄目だよね。


「り、お……」


必死に絞り出す声が
何とか
りおくんの名前を呼ぶ。


逃げて、早く――

心は叫ぶけど
上手く伝えられない。


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