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毒舌
第34章 昇華
「ぽるちお は ぜっこうの せいかんたい だけど、なれてない と ぎゃくに いたいだけ かも。キミ は どっちだ」
さっきから
何を言ってるか
ぜんぜんわからない。
侵略者だもの
好き勝手乱暴して
何かを奪っていくだけ。
「こだから には めぐまれない にくたい に、しきゅう なんて いらなかった けれど。そこに かくして いるんだろ」
頭がガンガン痛むの、
訳のわからないことを
言い続けるのは
もうやめて……!
しきゅう……
子宮?
――子宝が何?
そういえば
さっきからずっと
指で乱暴するだけで
私をイカせるだけで
いわゆる
性交は
する気配がない。
(……私、って……不妊症、なの……?)
少なくとも
相手は
そう認識してる気がする。