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毒舌
第34章 昇華
「もっとショック受けるかと思ったが、……まぁいい、安心した」
ショック?
今日はもう
間に合ってます。
頭が追いつかない
だけかもしれないけど
私はトビに
大丈夫、と
小さく呟いた。
「もうそんな役立たずに用はない。器を返してもらいにきた」
あくまで
上から目線の
お偉い態度を崩さない
お子神さまが
ばばーんと
指をこちらに向ける。
「……うつわ」
何のことだろう。
さっぱりわからないわ。
私が
(´・ω・`)な顔を
していると
トビが
肩に腕を回してきた、
まさかのイチャパラ!
お子神さまの見てる前で
急に何!?
狼狽える私と
怪訝な神様、
トビは可笑しそうに
クスクスと笑って
私のうなじに舌を這わした。
「は、わッ……あふぅ、」
膝が砕けそうになったわ!