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毒舌
第6章 あやかしとおりょう


俺は
もっとよく見ようと
おりょうに近付き
膝をついた。


すると
おりょうの指先が
俺の口許をゆっくり拭う。


「血がついているわ」

「何人も殺してきた」


背筋や腸が
ぞわぞわと哭く。

俺が恐ろしい妖怪と知り
この女は取り乱すだろうか。


だがしかし
おりょうは
そのまま言葉を続けた。


「そう。可哀想に」

「……お前は死ぬのが恐ろしくはないのか?」


怪訝な顔をした俺に

おりょうは
ふ、と笑顔をこぼした。


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