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毒舌
第6章 あやかしとおりょう


傑作だ。


退治屋が憎むべき
妖怪を相手に

その娘は
毒と信じて媚を売る。


そのまま
寝床に押し倒すと

はだけた裾からも
純白の脚が覗いた。


目を焼く
鮮やかな赤を剥ぐように
白い肌に手を這わせ

その太ももを撫でると
熱を帯びた声で
おりょうは震える。


「俺の毒が欲しいんだろ?」


紐をほどいてしまえば
あとは勝手に
体を覆う身ごろは
はらはらとこぼれる。


痩せた体に不釣り合いな
豊満な乳房を
ゆっくり撫で上げ

おりょうの返事を待った。


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