この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
出会いは必然に
第6章 全ては必然に
次の日、シンプルなベージュのスーツで
朝一のアポに遅れないように出ようとしたら
大川さんがそのスーツ良いけど、なんか寂しいな。といいだした。
そう?気に入ってるんだけどな。

ちょっと待ってろ。となんだかごそごそとクローゼットの奥から
綺麗な小さな箱をとりだして
「これ、もらいもんなんだけどさ。そのスーツに似合うと思う」
と、綺麗なガラスのブローチを左胸につけてくれた。

確かにきれいだけど・・・・
もらいものぉ?

「昔、参加賞でもらったんだ」
「綺麗」
「うん。ベネチアングラスだよ」

素敵。
参加賞でこんなのくれるのってセンスいい!

「何の参加賞?」
「帰ってきたらゆっくり話すよ。時間だろ?」
「あ!急がなきゃ!」

「陽菜。・・・・俺そろそろ働こうかと思ってる」
「え!やっぱりお金なくなったの?」

私のその発言に苦笑した大川さんは

「私が生活費だそうか?」

に大笑いした。

「とにかく、働こうかと思ってることを覚えておいて」
「・・・?わかった。行ってきます」

私は納得しないまま広告代理店に急いだ。




/39ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ