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ある日突然倒れたら
第1章 事のはじまり。

「暑い…もう夏はこれだから嫌なのよ…」
言いながらふらつく私は十六夜 美嘉。
彼氏らしい人は
確かにいる。
いるけど、つき合うのを認めてはもらえない。
そりゃそうだろうとも、私の従者、執事なんだから。
とは言っても、その執事は迎えなんかにはこない。
何故か?
…答えは簡単だ。
「お嬢様は少々ひ弱なところがございますから、少しは徒歩で登下校なさってくださいませ。
不審者などが現れればすぐお助け致します。
大丈夫ですよ、近くにいますから。」
とまぁ、こういうわけだ。
言いながらふらつく私は十六夜 美嘉。
彼氏らしい人は
確かにいる。
いるけど、つき合うのを認めてはもらえない。
そりゃそうだろうとも、私の従者、執事なんだから。
とは言っても、その執事は迎えなんかにはこない。
何故か?
…答えは簡単だ。
「お嬢様は少々ひ弱なところがございますから、少しは徒歩で登下校なさってくださいませ。
不審者などが現れればすぐお助け致します。
大丈夫ですよ、近くにいますから。」
とまぁ、こういうわけだ。

