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第4章 午後の回廊、思考の徘徊者

モニターに向かって挨拶して世間話して、服を脱いで表情を作る。
２時間そこそこで終わる。

アソコを開いて見せてから服を直して、恥ずかしがって見せて、
自分でバストマッサージでもしながら、最後にもう一度アソコを開く。
それでローターを当ててオナニーすればいい。

リク次第で、適当に順番を替えればいい。
気分が乗らなければ、適当に切り上げる。
仕事というか、カメラに向けたオナニーだ。

あとは、ほとんどテレビを眺めている。
マンガ見たり、ネットしてる時間も多い気がする。
でも記憶に残っていない。

毎日、雑多な情報が頭に入ってくる。
そして素通りしていく。

私は何も知らない。
この家に、夫がいつ戻ってくるのか。
どんな状態で戻ってくるのか。

知らないし、興味もない。