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執事とお嬢様の禁断の模様
第11章 あなたと会えて…私




腕で胸を隠し、太ももでアソコを隠して、涙目で秀一をキッと睨む。





私は秀一の表情も確認しないうちに、秀一に思いっきり抱き着いた。






「っ…妃奈浬……?」



「もう…っ意地悪ばっかり……」





私は秀一と早く1つになりたかった。



なのに、秀一はそれをなかなかしてくれない……




もう我慢するのはいやだった。





顔を上げ、秀一を見つめる。





「6年ぶりなのに…どうしてそんなに焦らすのよ……」


「っ……」




秀一は少し考え込むように目を伏せた。



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