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キスマーク
第6章 マ
仕事を終え、渋々しずかの会社の近くの居酒屋へ向かう。
そっと中を見ると―――

いるいる。
どう見ても同じ会社だって言うメンバーが
この前の座敷スペースにたむろってる。

げ~
入りたくない。
ぱっと見たところしずかは座敷の奥にいる。
なんであそこにいるのか全く訳分かんない!
人と待ち合わせしてるなら
出入り口付近にいなさいよっ!

帰ろう。

仕事が長引いて行かれないとメールすればよろし!

そう思って踵を返そうとしたところで
何かにぶつかった。

なにっ?

「上野さん?」

はい。上野ですがっっ!

思いっきり鼻をぶつけて上を見上げれば
ああ、しずかの会社の人だ。
名前は分からないけど。

今日の打ち合わせで見た事のある顔が
頭の上から私を見つめていた。

「加藤さんと待ち合わせですか?」
まぁ・・・
これが待ち合わせと呼べるなら・・・

「入りづらいんですか?一緒に行きましょうか?」

いえ。帰るつもりだったんです。
と、きっぱりはっきり言う寸前に
腕をがっちり持たれて
ガラッとドアを開けられた。



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