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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第2章 【残り菊~小紅と碧天~】 恋一夜
 晩になった。小紅はいつものようにお琴の介添えで夕餉を取る。幾ら小春日和とはいえ、短い冬の陽が落ちてからは急激に冷え込んでくる。既に庭に面した障子戸はきっちりと締められていた。
 今頃は薄墨を溶き流したような宵闇に残菊がひっそりと浮かび上がっているだろう。小紅はそんな花の姿を思い浮かべながら、箸を動かしていた。
「お琴さん」
 唐突に呼ばれ、お琴は眼をまたたかせた。
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