この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第3章 【残り菊~小紅と碧天~】 旅立ち
 小紅は頷き、礼を言って居室に戻った。やはりという想いと失望感が押し寄せる。武平と自分が両想いだと知った歓びも束の間、武平は義理の息子のために自らが身を退いた。小紅の想いには応えられないと言われ、小紅の初恋は芽生えてすぐに泡沫(うたかた)のように消えた。
 ならば、自分に残された道は一つ。準平と祝言を挙げ、難波屋を盛り立てていくしかない。そのためにも可能であれば、準平と心を寄り添わせたいと儚い希望(のぞみ)を抱いたのだけれど。
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ