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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第1章 【残り菊~小紅と碧天】 始まりは雨
 以来、難波屋に訪れることはあっても、準平とは顔を合わせたくなくて、できるだけ避けていた。
 それにしても歳の割にませた子どもだった。たかだか十歳の童が同じ年の女の子の胸に触れたりするなんて、今考えても、性的な方面ばかりが先走って成熟しているように思えてならない。
 あの夏の日、降るような蝉時雨の中、自分の小さな胸をしつこく揉んだ手の感触は二度と思い出したくもないものだった。そのときから、従弟は大嫌いになった。
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