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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第7章 第一部・第二話【赤とんぼ~小紅と碧天~】
 後を引かない餡と外側のもっちりとした皮が絶妙の調和だとわざわざ遠方から買いにくる客もいる。殊に随明寺の桜葉で包んだ桜餅は独特の香りがあると評判だった。紅葉にはまだ時期があるこの九月初旬には、その賑わいが嘘のようにひっそりとしたものである。
「良かったら、寄っていきませんか?」
 市兵衛に誘われたものの、小紅は早く帰って夕飯の支度をしようと考えていた。
「折角ですが、またの機会にさせて下さい」
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