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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第8章 第一部・第二話【赤とんぼ~小紅と碧天~】 すれ違い
「要らねえって言ってるだろうが。そんなに食いたけりゃ、とっとと帰って自分一人で食いやがれ」
 栄佐が苛立っていることは明らかだった。小紅は込み上げる涙を堪えて口早に言った。
「判った。私がいたら栄佐さんがかえって落ち着かないみたいだし、これでもう帰るね。夕ご飯はこのままにして置くから、気が向いたら食べて。お邪魔して、ごめんなさい」
 小紅は溢れる涙を拭おうともせずに言うだけ言うと出ていった。
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