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サイドストーリー
第25章 噂をすれば恋②
「え。あの。『明日私の誕生日なの』ってなんか言いづらい」
「ふ~ん」
「金子さんはなんで知ってるの?」
「真樹は俺には言わないつもりだったんだ?」
「え・・そんな」
「真樹。26歳は俺に出会ってくれてありがとう」
「え・・・・」
「27歳は一緒に思い出を作っていこう」
「・・・・」
「山梨と横浜で距離はあるけれど。気持ちはいつも隣にいよう」
「うん」
「真樹。お誕生日おめでとう」
「ありがとう」
ぎゅっともう一度抱きしめられて私は誕生日を言わなかったことを悔やんだ。
「来てくれてありがとう。すごく嬉しい。
電話でももちろん嬉しいけど。やっぱり会えると嬉しいよ」
「ん」
「でも、今日は平日なのに。始発で間に合う?」
来てくれたことはもちろん何物にも代え難いぐらいに嬉しいけど。
でも無理をさせちゃったことに申し訳ない気持ちもある。
中距離恋愛の辛いところだ。
「俺は今日、休みとった」
「え!」
「真樹の休みも加藤に申請しといた」
「えぇ・・!」
「だから昨日は今日の分も働かされただろ?」
「あっ!」
「今日の誕生日は一緒に過ごそう」
「雅哉。大好き。愛してる」
私は金子さんに飛びついてキスをした。
END****
「ふ~ん」
「金子さんはなんで知ってるの?」
「真樹は俺には言わないつもりだったんだ?」
「え・・そんな」
「真樹。26歳は俺に出会ってくれてありがとう」
「え・・・・」
「27歳は一緒に思い出を作っていこう」
「・・・・」
「山梨と横浜で距離はあるけれど。気持ちはいつも隣にいよう」
「うん」
「真樹。お誕生日おめでとう」
「ありがとう」
ぎゅっともう一度抱きしめられて私は誕生日を言わなかったことを悔やんだ。
「来てくれてありがとう。すごく嬉しい。
電話でももちろん嬉しいけど。やっぱり会えると嬉しいよ」
「ん」
「でも、今日は平日なのに。始発で間に合う?」
来てくれたことはもちろん何物にも代え難いぐらいに嬉しいけど。
でも無理をさせちゃったことに申し訳ない気持ちもある。
中距離恋愛の辛いところだ。
「俺は今日、休みとった」
「え!」
「真樹の休みも加藤に申請しといた」
「えぇ・・!」
「だから昨日は今日の分も働かされただろ?」
「あっ!」
「今日の誕生日は一緒に過ごそう」
「雅哉。大好き。愛してる」
私は金子さんに飛びついてキスをした。
END****