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サイドストーリー
第4章 横浜ホールディング
俺のインタビューが「今月の社員」として社内報に載って
チコちゃんが文句を言いに来たけど・・・何とか納めて、
チコちゃんが納得したようなしないような感じで
総務部に帰った後
ニヤニヤしながら山田が話しかけてきた。
「野口~。お前、チコちゃんにカッコいい事言ったけど
俺と希望ちゃんの社内報が羨ましくてやったんだろ?」
チッ・・・ばれてる。
「うっせ」
あんな大々的に社内に「交際宣言」するなんて
山田が羨ましくなった。
だから俺もインタビューの依頼が来たときに
「俺のインタビューをそのまま載せるなら」って条件で受けた。
「今月のカップル」は新田常務が強く反対したせいで
2回目の掲載はなくなったから。
これしか方法はなかったんだよね。
「俺の事見切り発車だとか言っておいて。
野口だってみんなに宣言したいんじゃん♪」
「あ~。そーだよ。悪いかよ!
でも山田の場合は本当に見切り発車だっただろ!」
「あんたたち、廊下でうるさいわね」
チコちゃんが文句を言いに来たけど・・・何とか納めて、
チコちゃんが納得したようなしないような感じで
総務部に帰った後
ニヤニヤしながら山田が話しかけてきた。
「野口~。お前、チコちゃんにカッコいい事言ったけど
俺と希望ちゃんの社内報が羨ましくてやったんだろ?」
チッ・・・ばれてる。
「うっせ」
あんな大々的に社内に「交際宣言」するなんて
山田が羨ましくなった。
だから俺もインタビューの依頼が来たときに
「俺のインタビューをそのまま載せるなら」って条件で受けた。
「今月のカップル」は新田常務が強く反対したせいで
2回目の掲載はなくなったから。
これしか方法はなかったんだよね。
「俺の事見切り発車だとか言っておいて。
野口だってみんなに宣言したいんじゃん♪」
「あ~。そーだよ。悪いかよ!
でも山田の場合は本当に見切り発車だっただろ!」
「あんたたち、廊下でうるさいわね」