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サイドストーリー
第4章 横浜ホールディング
俺と山田が言い合っているところに営業の半田が通った。
こいつも、俺と山田の同期。
女だからって成績も出世も負けてない。
「二人とも社内報に載せてバカップルじゃん」
「半田もヒモの彼氏の事載せれば?」
「ヒモじゃないわよ!」
ぎゃーぎゃー騒いで下らない事を言い合っている俺たちは
花の’06年入社と言われ、出世がどの年度の新人より早いらしい。
確かに優秀な奴らがそろってる。
そんな俺たちが社内報1つでギャーギャー騒いでるもんだから
仕方なしに経営管理の部長が出てきて
「お前ら仕事に戻れ」
とため息をついた。
「山田、お前新田常務から来た仕事終わったのか?」
「やっべ」
「早く終わらせないと希望ちゃんとのこと破棄にするってこの前飲み屋で言ってたぞ」
部長は新田常務と同期らしい。
部長は山田の彼女の希望ちゃんを小さいころから知っていて
常務から山田の監視を頼まれている。
山田はまだ言いたいことがあったようだけど
常務からの仕事を終わらせるために席に戻った。
クックック。あいつのウイークポイントは常務だな。
こいつも、俺と山田の同期。
女だからって成績も出世も負けてない。
「二人とも社内報に載せてバカップルじゃん」
「半田もヒモの彼氏の事載せれば?」
「ヒモじゃないわよ!」
ぎゃーぎゃー騒いで下らない事を言い合っている俺たちは
花の’06年入社と言われ、出世がどの年度の新人より早いらしい。
確かに優秀な奴らがそろってる。
そんな俺たちが社内報1つでギャーギャー騒いでるもんだから
仕方なしに経営管理の部長が出てきて
「お前ら仕事に戻れ」
とため息をついた。
「山田、お前新田常務から来た仕事終わったのか?」
「やっべ」
「早く終わらせないと希望ちゃんとのこと破棄にするってこの前飲み屋で言ってたぞ」
部長は新田常務と同期らしい。
部長は山田の彼女の希望ちゃんを小さいころから知っていて
常務から山田の監視を頼まれている。
山田はまだ言いたいことがあったようだけど
常務からの仕事を終わらせるために席に戻った。
クックック。あいつのウイークポイントは常務だな。