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サイドストーリー
第10章 出会いは必然に
「陽菜ちゃん。今度の土曜日暇?」

夕飯の後、まったりとテレビを見ていたら後片付けが終わった大川さんに聞かれた。

「・・・・・暇じゃない」
「なんでだよ?」
「土日はゆっくりしたい。どこにも行きたくない」

普段の平日は残業続きと営業と言う仕事柄、営業スマイルが張り付いているから
休日ぐらいはゆっくりしたい。
そんな私の気持ちを知ってか、大川さんも
どこかへ出かけようとはほとんど言わず
休日は二人でのんびり過ごすことがおおい。

「陽菜ちゃんさ。マジでオヤジ化してるよ?疲れてるのは分かるけど
たまには出かけようぜ」
「・・・・・」
「たまには自分のために着飾らないと女子力さらに下がるよ?」

「さらに・・・・?」

聞き捨てならない事を聞いた。

「大川さんは私が女子力低いのには不満なんだ?」
「いや。不満じゃないけど。
たまには俺の『ために』土日は夕飯作るわ。とか
いや。待て。陽菜が夕飯作ってるのをリビングから見てたら
包丁が危ないんじゃないかとか俺の寿命が縮むな。
洗濯をたたむのも俺の方がうまいしな。
掃除も陽菜は丸く掃除するし・・・
うん。家事は今まで通り俺がやるから心配するな!」

なんだか一人で言って一人で納得しちゃったみたい。

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