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サイドストーリー
第2章 嘘つきは恋の始まり
なんで!私一人で!
この膨大な社内報を各部署に配布するの!
絶対野口さんのせいだ!
山積みとなった社内報を
総務部で1番大きな台車に乗せて
各部署に部数を配りに行った。
広報部ではすでに印刷前にみんなが見てるようで
私が配りに行ったら
ニヤニヤとお出迎えされた。
「谷城さん、今月号もう読んでくれた?」
「・・・・・」
「気に入らなかった?私だったら嬉しいけどなぁ~」
「・・・・・」
うそつけ・・・
そして「わざわざ」1番最後にした経営管理部。
「総務部です。今月の社内報を届けに来ました」
「あ!チコちゃん」
尻尾が見える。尻尾が見えますよ!野口さんっっ!
経管のツートップって名が泣きますよ。
「チコちゃんが持ってきてくれたんだ!
チコちゃんこの部を避けてるのに、ありがとう」
「・・・・・」
「今月の社員、俺だろ?写真かっこよく撮れてた?」
「・・・・・」
「見せてよ」
ほらっっ!と
投げ出さんばかりに野口さんに社内報を叩きつけた。
「あらら~これってこのまま載っちゃったんだ」
あらら~といいながら嬉しそうな野口さん。
このまま、じゃないわよ!
全く!
この膨大な社内報を各部署に配布するの!
絶対野口さんのせいだ!
山積みとなった社内報を
総務部で1番大きな台車に乗せて
各部署に部数を配りに行った。
広報部ではすでに印刷前にみんなが見てるようで
私が配りに行ったら
ニヤニヤとお出迎えされた。
「谷城さん、今月号もう読んでくれた?」
「・・・・・」
「気に入らなかった?私だったら嬉しいけどなぁ~」
「・・・・・」
うそつけ・・・
そして「わざわざ」1番最後にした経営管理部。
「総務部です。今月の社内報を届けに来ました」
「あ!チコちゃん」
尻尾が見える。尻尾が見えますよ!野口さんっっ!
経管のツートップって名が泣きますよ。
「チコちゃんが持ってきてくれたんだ!
チコちゃんこの部を避けてるのに、ありがとう」
「・・・・・」
「今月の社員、俺だろ?写真かっこよく撮れてた?」
「・・・・・」
「見せてよ」
ほらっっ!と
投げ出さんばかりに野口さんに社内報を叩きつけた。
「あらら~これってこのまま載っちゃったんだ」
あらら~といいながら嬉しそうな野口さん。
このまま、じゃないわよ!
全く!