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サイドストーリー
第17章 10年目の恋
「なぁ。異次元って信じる?」
希望の大学に入るために親父を説得して無事に合格して・・・・
何もかもが順調なはずなのに。
2年前にたった4日間だけ一緒にいた初恋の人が忘れられない。
たまに、その面影を思い出して、苦しくなる。
4日間、泊めてもらった後、家に帰って
親父を説得して。
渋々OKをもらったことを報告しようと覚えている限り
あのアパートを探したけど、結局見つからなかった。
お姉さんのいたはずのアパートは、大きな更地だった。
つい数日前まで、アパートが建っていたはずなのに。
そこは何もなかった。
通りすがりのおばさんに聞いても
そこはずっと何も建っていないという。
俺は、異次元に迷い込んだのか。
希望の大学に入るために親父を説得して無事に合格して・・・・
何もかもが順調なはずなのに。
2年前にたった4日間だけ一緒にいた初恋の人が忘れられない。
たまに、その面影を思い出して、苦しくなる。
4日間、泊めてもらった後、家に帰って
親父を説得して。
渋々OKをもらったことを報告しようと覚えている限り
あのアパートを探したけど、結局見つからなかった。
お姉さんのいたはずのアパートは、大きな更地だった。
つい数日前まで、アパートが建っていたはずなのに。
そこは何もなかった。
通りすがりのおばさんに聞いても
そこはずっと何も建っていないという。
俺は、異次元に迷い込んだのか。