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第26章 禁忌を犯す

すっと手を下へと移動させ、太ももを撫でる。

「ぁんっ……んっ……ぁっ……」

「奈都……じゅるっ………」

「ぉにぃ……ちゃ……ふぁっ……」

乳首を口に含んだまま視線がぶつかると
奈都は顔をそむけた。


「だめ……奈都、ちゃんと俺を見て？」


身体を起こし、太ももは撫でたまま
顎に手を添えて視線を戻す。


「ゃっ……ぁっ………」


眉を八の字にして、瞳を潤ませながら
奈都は羞恥で頬を染めた。


「可愛いよ……奈都……」

「お兄ちゃ……」


深く唇を重ねながら、俺はパンティーごとルームウェアを剥ぎ取った。