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第33章 追憶

「ダメ！！！あなた中はやめてください！！」

足をバタつかせて抵抗する。
もし今妊娠してしまったら、
椎奈への母乳を止めなければならないし
出産のリスクも高まる。
この時期、妊娠の可能性は低いとわかっていても
ゼロではない。


「止めて！！外に！！！外に出してっ！！！」

「くっ……！！！」


抵抗むなしく、夫の動きは止まり
中に欲望を放出された。



ほんぎゃーほんぎゃー


ベビーベットから小さな泣き声が漏れる。





「うるさいな、すぐに黙らせろ
これだからガキは嫌いなんだ」

そう吐き捨てて夫は部屋を出た。