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彼女は思い通りにいかない
第3章 志織の姉は……
「私は志織には幸せになって欲しいの。半年も待てない男にやるわけにはいかないわ」
「……分かったよ」
「ちなみにこのこと志織には言ってないし、言うつもりもないから。つまり、志織がしたいって言ってもやっちゃダメよ?」
拷問か?
拷問なのか?
姉妹でこうもSとMがはっきり分かれるもんなのか?
「タイプじゃないけどそういう絶望的な顔、大好き。我慢できなくなったら相手になるわよ?」
「絶対お断りだ」
「ふふ、じゃあまたね。来週からは志織がちゃんとあんたを待ってるから」
そう言うと香は妖艶な笑みを浮かべてひらひらと手を振った。
……絶対あいつじゃ勃たねえな。
どうでもいいことだったけど、俺はそれだけは確信した。
「……分かったよ」
「ちなみにこのこと志織には言ってないし、言うつもりもないから。つまり、志織がしたいって言ってもやっちゃダメよ?」
拷問か?
拷問なのか?
姉妹でこうもSとMがはっきり分かれるもんなのか?
「タイプじゃないけどそういう絶望的な顔、大好き。我慢できなくなったら相手になるわよ?」
「絶対お断りだ」
「ふふ、じゃあまたね。来週からは志織がちゃんとあんたを待ってるから」
そう言うと香は妖艶な笑みを浮かべてひらひらと手を振った。
……絶対あいつじゃ勃たねえな。
どうでもいいことだったけど、俺はそれだけは確信した。