この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼女は思い通りにいかない
第6章 目障りな男

「俺、志織と同じ大学に通っている田中っていいます。彼氏さんにお願いがあってきました」
突然真剣な顔で俺をまっすぐ見る田中。
俺にそっちの気はないが、こうやって見ると女の子にはモテる部類の顔をしていると思う。
「……別れる気はないけど?」
「…志織の…志織の幸せを考えてあげて下さいよ。付き合ってるって言ったって所詮はセフレなんですよね?」
「た、たたた田中くん、誰に聞いたの…っ?」
俺と田中の間に挟まれながら志織があわてふためいている。
志織が田中に相談したわけではなさそうだ。
「志織。こんな関係やめた方がいい。俺だったらちゃんと志織に好きって言ってあげられる」
「そ、それは…」
俯く志織に田中は勝ち誇ったように俺を見た。
うっせえな。
あと3ヶ月したら俺も死ぬほど好きって言えるわ。
変な時に出てきやがって。
突然真剣な顔で俺をまっすぐ見る田中。
俺にそっちの気はないが、こうやって見ると女の子にはモテる部類の顔をしていると思う。
「……別れる気はないけど?」
「…志織の…志織の幸せを考えてあげて下さいよ。付き合ってるって言ったって所詮はセフレなんですよね?」
「た、たたた田中くん、誰に聞いたの…っ?」
俺と田中の間に挟まれながら志織があわてふためいている。
志織が田中に相談したわけではなさそうだ。
「志織。こんな関係やめた方がいい。俺だったらちゃんと志織に好きって言ってあげられる」
「そ、それは…」
俯く志織に田中は勝ち誇ったように俺を見た。
うっせえな。
あと3ヶ月したら俺も死ぬほど好きって言えるわ。
変な時に出てきやがって。

