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彼女は思い通りにいかない
第8章 私の気持ち~志織side~
ふわふわとした感覚。

私、宙に浮いてる?
それになんだか懐かしい匂いがする。
私の大好きな…大好きな匂い……

うっすらと目を開けると、私はベッドの上にいた。
見覚えのあるグレーのベッドカバー。
紛れもなく遥斗さんのベッドだ。

「遥斗さんっ!」

慌てて起き上がり寝室のドアを開く。
リビングに入り辺りを見回したけど、遥斗さんの姿も足音すら聞こえなかった。

リビングのテーブルに書き置きらしき紙が乗っていてそれを拾い上げる。

「鍵はポストに……か」

ドアの前で眠ってしまった私をどう思っただろうか。
今さら何の用だと怒っているだろうか。
でも、それでも私をベッドに運んでくれたということなんだろうか。

「遥斗……さん…」

私は寝室に戻るともう一度ベッドの上に寝転んだ。
やっぱりもうダメなのかもしれない。
私とは一緒にいたくなくて出ていったのかもしれない。

改めて遥斗さんの布団に顔を埋めると、遥斗さんの匂いでいっぱいになった。
何だか胸が苦しくなる。
大好きな匂いなのに……

それに……

私はジーンズを脱ぎ下着の中に手を入れた。

…やっぱり濡れてる……
ごめんね、遥斗さん。
今日だけ…今日だけだから……

最低な行為だとは分かっていた。
主のいない部屋でそんなことをするなんて。
でもこのベッドに寝そべると、嫌でも遥斗さんとの情事が甦る。

長い指で中を掻き回されたことや、意識を失いかけそうなほどイカされたこと。
遥斗さんが私の膣肉を突き上げたことや、中で何度も果てたこと。

それらが鮮明によみがえってきて、自分ではどうしようもないくらい興奮してくる。

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