パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 海の誘惑～side遥斗～

確かに海に行こうって誘ったのは俺だ。
志織の水着姿が見れると思ったし。
全裸や下着姿とは違う水着ならではの色っぽさが味わえるとそう思ってたのに！

「人、多すぎだろ…」

「まあ夏休みだからねー」

大学生の頃に行ったきりだから10年振りくらいか。
こんなに人多かったっけ？

見渡す限りの人の波の中に辛うじて海が見える。
そっかー夏休みだからなのか。
久しぶりすぎて忘れてた。

「雰囲気だけでも味わってく？」

「まあ、志織の水着姿も見たいしな」

服の下に水着を着ていたのでお互い上着を脱ぐだけで着替えは済んだ。
男女別々のロッカーに着替えをつっこみ、待ち合わせしてた海の家に向かう。