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第12章 奈津子先生…小学校の先生を体験する

「準備ができました。先生に来ていただけます」
インターホンから声がしました。

真理子さんに促され
私はソファから立ち上がります。

廊下を進むと…
『教室』と書かれたドアがあります。

真理子さんは私の背中を押して
言いました。
「ここからは奈津子さんひとりで
行ってくださいね」

鼓動が高まります。

このドアを開けると…
どんなことをされるんだろう…？

ドアノブを回し…ドアを開けると…