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性爛漫学園 喜美ちゃん編
第1章 処女喪失
「ここの卒業生と聞いてる。あそこもエッチのコンビニだろう」
 すでに性の戯れをした同級生もいると話す。

 複数は嫌いらしいが、そういうのをまわすのが楽しみだ。
「まずは、君と二人で犯っちゃうか」
 声を潜めてお喋りしながら教室のドアを開けると喜美がいた。

「お弁当。食べてください」
 保温ランチボックスを差し出す。
「あ。きみは」
 喋る間もない。彼がコンビニでカップ麺だけを食べているのは調べもしたと話す。それで待っていたとこが奥ゆかしいが、ちょっとちがうだろ、と言いたい。

 この状況に同級生が関心を持つのは当然で、性爛漫学園では純愛など信じない者がほとんどだ。
「そういうことか。ドアに使用中と記しつけとくよ」
 さっさと行ってしまった。

「ありがとう、なのかな。それで、何か聞いた」
 同級生との話を聞かれなかったか気になる。
「コンビニが何とか。私も学校のことをお勉強しました」
 くったくもない笑顔で言うと戸口から教室の中へ入ってきた。

 これは食欲より性欲を満たすのが一番良い選択だろう。

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