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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第11章 後宮艶夜*スキャンダル 接近~二つの心~
「とにかく、私の言いたいことはすべて告げました。あなたに先帝やこの国を心底から憂う気持ちがあるのなら、私の意を無下にしないと信じていますよ」
 これ以上話はないと暗にはねつけられ、紫蘭は席を立った。挨拶を告げても、太后はもうこちらを見向きもしなかった。
 懐がずしりと重い。小さな懐剣がまるで持ちきれないほど重く感じられる。庭に降りて室に戻るまでの間中、紫蘭はずっと寡黙だった。翠容がめざとく女主人の変化を察して、不安げに付いてくるのも判った。
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