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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第11章 後宮艶夜*スキャンダル 接近~二つの心~

たかだか女一人を得るのにここまでするとは信じられない。また自分が見も知らぬ男にそこまで執着されているかと思うと、紫蘭は何か怖ろしさに膚が粟立つのを憶えた。
一体、自分の身はこれからどうなってしまうのか? 後宮の一室に閉じ込められたまま、なすすべもなく日は徒(いたずら)に過ぎていった。翠容からはまだ何の連絡もない。紫蘭の不安がまさに限界を超えようとしていたその日、彼女の身辺が再び色めき立った。
一体、自分の身はこれからどうなってしまうのか? 後宮の一室に閉じ込められたまま、なすすべもなく日は徒(いたずら)に過ぎていった。翠容からはまだ何の連絡もない。紫蘭の不安がまさに限界を超えようとしていたその日、彼女の身辺が再び色めき立った。

