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キスの花束を
第3章 脱力と驚愕
ツカサは聞いてる意味がわからないというように
「?」を浮かべて私を覗き込む。
それやめて~~~~・・・
可愛いから。

「サークルじゃなくて・・・部活?」
「う・・ん」

だんだん、ツカサも私の聞いてる意味が分かったようで
答え方に歯切れが悪い・・・

「ツカサ。年齢聞いてもいいかな?」
「俺。17だよ・・・」
「17・・?」
「うん。まだ誕生日来てないから17」
「・・・・」
「あ!でも。誕生日来たら18だよ?」

高校生かよ!!

「そ、そのまま上に進学するって・・・」
「付属校だから。そのまま付属の大学に行くってことだけど」

あぁ・・ぁぁ!
これはまずい・・・
高校生をたぶらかしてしまった・・・
え?これってなんだか法律だか条令にひっかかるんじゃないの?
ひ~
私、捕まっちゃう訳?

私は、適当にごまかして
ツカサを家に帰し、今後はツカサからの連絡をムシすることに決めた。

マズいと思う。
ぜったいマズいと思う。
28歳のOLが17歳の高校生とエッチしたら倫理的にまずいでしょ。

キタナイって分かってる。
ズルイって分かってる。
大人って・・・って分かってる。
けど、私28だもん・・

不倫相手と同じく未来のない11歳年下クンと
恋愛ごっこやってる時間なんかないんですよ!


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