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ひよこと野獣
第12章 ひよこ 陽菜の暴走
「夕方には陽菜の親、帰ってくるのか?」

「…え?…はい……」

「まあもともと挨拶はするつもりだったけどな」

そう言って先輩は苦笑いしながら私の髪をくしゃっと撫でた。

嫌われて……ない?
私のこと嫌になったんじゃないんだよね?
良かった……

笑顔を返すと先輩は私と唇を合わせ舌を絡めてくる。

「当分の間できねえだろうからな。やり納めだ」

……え、何で?
やり納めって何のこと?

頭の中にはハテナと不安でいっぱいなのに、ゴムをつけた先輩のが入り口の辺りを撫でると、今度は快感で埋めつくされる。

「先輩っ……待って……っ…あああ…っ…待ってってばぁっ…」

奥の膣肉を抉られるように擦られ腰が蕩けてしまう。
ちゃんと話が聞きたいのに、先輩に揺らされると頭が真っ白になってしまうのだ。

「…やああっ……ナカっ…そんなに…っ、掻き回さないで…ぇっ… 」

「せっかくだからこれも使うか」

先輩の声に視線を向けた。
ヴィィィィンと音を発し、振動し始めた玩具が目に映る。

え、な、ど、どうやって……?
もう先輩とは繋がってるのに…?
え、先輩……嘘、でしょ?


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